釜山発・市民が審査員に!オーディション型プレゼン評価で「マニュコン」を発掘する新潮流
釜山市が導入したオーディション形式の市民参加型評価制度が注目を集めている。従来の閉鎖的な行政審査を脱し、一般市民が評価団として参加。「매뉴콘(マニュコン)」と呼ばれる独自コンテンツの発掘・育成を目指す取り組みで、K-カルチャーの地方分散化と草の根オーディション文化の融合という新たな可能性を示している。
ソウル一極集中が続くK-カルチャー業界に、釜山から静かな反乱が始まっている。
釜山市が試験導入した「오디션형 발표 평가(オーディション型プレゼン評価)」は、行政の事業審査にエンタメのDNAを注入した実験的な制度だ。応募者がステージに立つように自らのアイデアをプレゼンし、専門家だけでなく一般市民で構成された「시민평가단(市民評価団)」がリアルタイムで採点する。
この制度が焦点を当てるのが「매뉴콘」——「매뉴얼(マニュアル)」と「콘텐츠(コンテンツ)」を掛け合わせた造語で、地域固有の文化資源を体系化・コンテンツ化したものを指す。釜山の路地裏の食文化、港湾労働者の言語、海辺の建築美など、ソウルのフィルターを通さずに存在してきた「釜山らしさ」そのものを発掘しようという試みだ。
K-POPオーディション番組が培ってきた「見せて、競わせて、選ばせる」という構造を行政に転用した点が革新的である。HYBEが得意とするストーリーテリング的手法とも共鳴するこのアプローチは、コンテンツの中身よりも「誰がどう選んだか」というプロセスの透明性と共感を重視する、次世代の文化行政モデルを示唆している。
市民が評価者になることで、ヒットの基準が専門家の論理から生活者の感覚へとシフトする。これはK-POPが長年磨いてきた「大衆との共創」という哲学の、まったく新しい応用例といえるだろう。
💡Pro Insight: オーディション文化が行政・地域創生領域に越境する流れは、今後の地方発IPビジネスの土台となりうる。「誰が選ぶか」を可視化する設計は、ファンダム経済の論理と本質的に同じ構造を持っている。
出典: gukjenews.com (https://news.google.com/rss/articles/CBMibkFVX3lxTE5kbXBoSHNUZ3drVlliZ2djTnJHSTFnN2dWbnRHckJBRHRFTlhQei14MGx6TWlMNkRHbzRhRHRXNzhReDg2UUhCTUNDX3htTnpveFhMUEk4QWIxODlJdjVGcU1mMHA2NlBHSFFQazNB?oc=5)