「フクロウ岩」で故ノ・ムヒョン元大統領を嘲笑した青年、国民の力オーディションで頂点へ
韓国最大野党「国民の力」が主催した党員・支持者向けオーディション番組の最終優勝者に、過去に故ノ・ムヒョン元大統領の死の現場「フクロウ岩」を訪れ嘲笑する動画を投稿していた青年が選ばれ、大きな波紋を呼んでいる。政党主導のオーディションという新しい政治的エンターテインメントの形式と、候補者の過去の言動が問われるという構図が重なり、韓国内外で議論が白熱している。
韓国の保守系野党「国民の力(국민의힘)」が若い世代へのアピールを狙って企画したオーディション形式の選抜番組。その栄冠に輝いたのは、かつてSNSに衝撃的な動画を残していた青年だった。
問題の動画は、2009年に故ノ・ムヒョン元大統領が墜落死した慶尚南道・封下面の「フクロウ岩(부엉이바위)」を訪れ、その場所を嘲笑するような言動を収めたもの。韓国でノ元大統領は今なお多くの支持者を持つ政治的シンボルであり、その死の地を茶化す行為は保守・進歩の枠を超えて批判を浴びた経緯がある。
それにもかかわらず、党のオーディション選考を勝ち抜き最終優勝を果たしたことで、「党として過去の言動を容認したのか」という問いが噴出。一方で国民の力の支持層からは「若い保守の声を正当に評価した結果」と擁護する声も上がり、世論は真っ二つに割れている。
政党がオーディションというポップカルチャーのフォーマットを借りて人材を発掘しようとする試みは、韓国政治の「エンタメ化」を象徴する現象として注目されてきた。しかし今回の結果は、そのフォーマットが持つ無条件の「盛り上がり優先」という構造的な危うさを図らずも露わにした格好だ。
選ばれた青年本人は現時点で公式なコメントを出していない。党側の対応も注目される。
💡Pro Insight: 政治とオーディション文化の融合は若年層の政治参加を促す可能性を秘める一方、「過去の炎上」がリセットされるリスクも孕む。エンタメの論理で政治家が生まれる時代、有権者のリテラシーがかつてなく問われている。
出典: 오마이뉴스 (https://news.google.com/rss/articles/CBMiigFBVV95cUxQZzlOZmNNN2JTZkthUjVpaG1FaXBLTlpQYm5ZaXVSVmtaS3c4X1BVY3JzcW9Bd2dFbmpSTHMxTGs1UXhvY255THp2MmJtaGtmNzBUUENia0VGNzduemJ1RkVMaEhPZElwMS0zdkZ4UWdkaGJYd1VXMUYwUHRqaTlUZWRwUmRKdFRCX1E?oc=5)