聖水洞のポップアップ、ヒップ知路の路地裏グルメ──訪韓外国人の地図を塗り替えたKコンテンツの磁場
ソウルを訪れる外国人観光客の足取りが、明洞や東大門から聖水洞や乙支路へと大きくシフトしている。K-POPアイドルがSNSで紹介したカフェやポップアップストア、音楽番組の収録地周辺のローカルグルメが、新たな「聖地」として地図上に刻まれ始めた。Kコンテンツが生み出す文化的磁場が、観光産業の地形そのものを書き換えている。
2025年のソウルは、もはや「ガイドブック通りの街」ではない。明洞のコスメショップや東大門の深夜市場ではなく、聖水洞の実験的なポップアップストア、乙支路(通称ヒップ知路)の昭和レトロな食堂、漢南洞のハイブランドセレクトショップ──K-POPアイドルがブイログで立ち寄った一杯のコーヒー、音楽番組の待機中に食べたトッポッキが、翌週には外国人ファンで行列を作る。
韓国観光公社の最新データによれば、訪韓外国人の検索キーワードは「アイドルが訪れた場所」「MV撮影地」が上位を独占。特に聖水洞はかつての工業地帯から、世界中のZ世代が集うクリエイティブ特区へと変貌を遂げた。乙支路の老舗食堂には英語・日本語のメニューが並び、店主すら驚く「Kドラマ効果」が日常になっている。
この現象は一過性のブームではなく、Kコンテンツが持つ「物語性」と「共感装置」が空間体験と結びついた結果だ。ファンはアイドルの足跡をたどることで、画面の向こう側にいた存在と同じ空気を吸い、同じ景色を見る。その体験こそが、ソウルという都市を「コンテンツそのもの」へと昇華させている。
出典: v.daum.net (https://news.google.com/rss/articles/CBMiS0FVX3lxTE9pdnRRdVNUQm8wQWsyMno2X1ptcWtGTUMxV084U1BGNnhQcnF3eHdrVTREWjhMVk9xdkVsRFpYVHdCcUdWSGVrNWVUTQ?oc=5)