ガールズグループ冬の時代?2024年上半期、音源チャートTOP30に新曲1曲だけの衝撃
2024年上半期の韓国主要音源チャート30位圏内に、ガールズグループの新曲がわずか1曲しかランクインしなかった実態が明らかになった。K-POPシーンにおいてガールズグループが圧倒的な存在感を誇る一方、「聴かれる音楽」と「見られるコンテンツ」の乖離が如実に浮かび上がっている。ボーイズグループやソロアーティストが音源市場を席巻する構造的な変化が、業界に静かな波紋を広げている。
K-POPと言えばガールズグループ——そんな常識が、数字によって静かに崩されつつある。
2024年上半期、MelonやGenieといった韓国主要音源プラットフォームの総合チャートTOP30を精査すると、ガールズグループ名義の新曲がランクインしたのはわずか1曲。SNSのトレンドや販売枚数では圧倒的な存在感を放つにもかかわらず、「日常的に再生される音楽」という土俵では、その勢いが届いていない現実がある。
なぜこの乖離が生まれるのか。背景には「消費形態の分断」がある。ガールズグループのコンテンツはビジュアルとパフォーマンスへの依存度が高く、MV・ショートクリップ・ライブ映像という映像体験に最適化されている。音だけを切り取ったとき、その魅力が半減してしまうケースが少なくない。対照的に、IM、Crush、Leenalchiといったアーティストの楽曲は、映像なしでも成立する「耳だけで完結する強度」を持っている。
さらに、各事務所の戦略も影響を及ぼしている。SMのビジュアル至上主義やHYBEのストーリーテリング路線は、ファンダムの熱量を生む一方、一般リスナーの「ながら聴き」需要を取りこぼしやすい構造を内包している。音源チャートはファンの意図的なストリーミングだけでは動かせない——一般層の自然な再生行動が積み重なる場所だからだ。
ガールズグループが真の「音楽的影響力」を手にするには、パフォーマンスの外側にある楽曲そのものの強度を問い直す転換期が来ているのかもしれない。
💡Pro Insight: 「見る音楽」から「聴く音楽」への回帰は、ガールズグループに新たなクリエイティブの問いを突きつけている。次世代の覇者は、映像なしでも刺さるサウンドデザインを持つグループから生まれる可能性が高い。
出典: 한겨레 (https://news.google.com/rss/articles/CBMiZEFVX3lxTE5NX3F0RjdQcG5XMFpNMGVqUUtXdXZ4QmROUmN2QzJ6MzM2RzVROGpSYU9hcXV5NFhrUFFVWGZ3YVFKdzdsdFhhOV9wa2ZtV05FbHZOeGFUR3NDTTBOUDl6VklaX3k?oc=5)