『백반기행』が照らすソウルの日常美食――スターの定食文化から読み解く韓国グルメの本質
tvNの人気番組『백반기행(定食紀行)』がソウルの隠れた名店を特集し、華やかなトレンドスポットとは一線を画す韓国の「日常の美食」に光を当てた。K-POPアイドルたちがカムバック前に訪れる定食屋、練習生たちが月末に通う食堂など、ソウルの食文化は芸能界とも深く結びついている。番組が提示する「完璧でなくても誠実な一皿」の哲学は、韓国カルチャーの核心を映し出している。
『백반기행』は、ミシュランや最新カフェではなく、路地裏で何十年も続く定食屋にカメラを向ける。番組が今回取り上げたソウルの店々は、観光客向けではなく地元民が毎日通う「生活の食堂」だ。キムチチゲ、テンジャンチゲ、焼き魚――メニューは派手ではないが、毎朝仕込む出汁、手作りのおかず、店主の一途な姿勢が画面から伝わってくる。
興味深いのは、こうした定食文化がK-POP業界とも密接に繋がっている点だ。あるマネージャーは「カムバック前の追い込み時期、練習生たちを連れて行くのは高級レストランじゃなくて定食屋」と証言する。栄養バランス、温かさ、そして「誰かが作ってくれた」という安心感――これらが長時間練習で疲弊した身体と心を支える。YGやJYPの練習生寮近くには、深夜まで営業する定食屋が点在し、デビュー前のアイドルたちの胃袋を満たしてきた。
『백반기행』が提示するのは、完璧主義ではなく誠実さの美学だ。毎日同じ味を出すこと、素材を丁寧に扱うこと、客の顔を覚えること。これらは韓国カルチャー全体に通じる価値観でもある。ソウルの定食文化を知ることは、K-POPが生まれる土壌そのものを理解することに繋がっている。
出典: bntnews.co.kr (https://news.google.com/rss/articles/CBMiZEFVX3lxTE5od2l4b29GcW1RYzh4U3p1Z2U3YkI2MGRiRDFFV0tEY0dlNXZ5TnNzbFVHOElZWjhTWFAyai1lSWh0NDB0MXVSbThtd011dzEzdEFpNHB0dUkzV2wtTXBoS2Z4bjY?oc=5)