BABYMONSTER「SHEESH」がMV再生4億回突破――YGの新世代が刻んだ最初の金字塔
BABYMONSTERのデビュー曲「SHEESH」のミュージックビデオが、累計再生回数4億回を突破した。グループ初の大台到達となるこのマイルストーンは、YGエンターテインメントが長年培ってきたHIPHOP/ストリート美学を次世代へ継承しながらも、7人のメンバーが独自の爆発力で塗り替えつつある証左といえる。デビューからの軌跡がいかにして数字を積み上げてきたか、その背景を読み解く。
2024年のK-POPシーンに鮮烈な印象を残したBABYMONSTERが、またひとつの壁を打ち破った。デビュー曲「SHEESH」のMVがついに4億再生を突破——グループ史上初となるこの数字は、単なるカウントではなく、YGが仕込んだ「本物のHIPHOP体質」がグローバル市場にどこまで届くかを示す試金石だった。
「SHEESH」が異質なのは、アイドル的な「可愛さ」をほぼ排除した点にある。低重心のフロウ、削ぎ落とされたコリオグラフィー、無骨なビート——YGが2NE1やBLACKPINKで磨いてきたストリート文法を、平均年齢17歳前後のメンバーたちが臆せず引き継いでいる。同事務所の先輩たちが「女性グループにHIPHOPを」という命題を証明してきたとすれば、BABYMONSTERは「その命題をもはや説明しない」世代だ。4億という数字はその静かな確信の積み重ねである。
また注目すべきはストリーミング以外の拡散構造だ。TikTokやReelsでの「SHEESH challenge」が再生数を底上げし続けており、MV公開から時間が経過した現在も減速していない。これはコンテンツとしての「賞味期限の長さ」を意味し、一時的なバズではなくカタログ資産としての強度を示している。
💡Pro Insight: YGアーティストのMVが時間をかけて再生数を伸ばす現象は「遅効型ヒット」とも呼べる同事務所の伝統的パターン——BABYMONSTERはそのDNAをデビュー作から体現しており、次作以降の初動×持続力の両立が真の評価軸になる。
出典: Soompi (https://www.soompi.com/article/1833802wpp/babymonsters-sheesh-becomes-their-1st-mv-to-surpass-400-million-views)