HYBEが仕掛けるグローバル戦略の最前線——KATSEYE、「Pinky Up」でコーチェラのステージに立つ
HYBEとアメリカのGeffen Recordsが共同で育てたグローバルガールグループ・KATSEYEが、新曲「Pinky Up」を公開し、世界最大級の音楽フェス・コーチェラで初パフォーマンスを披露した。K-POPのトレーニングシステムを骨格に、欧米市場への直接浸透を狙うこのグループは、HYBEの「ストーリーテリング」DNA——メンバー選抜過程をNetflixでドキュメント化した経緯も含め——を最大限に活用した、新世代アイドルの実験場として注目を集めている。
2024年、NetflixのサバイバルドキュメンタリーシリーズでKATSEYEの誕生を見届けたオーディエンスにとって、コーチェラという舞台は単なるフェス出演以上の意味を持つ。
HYBEとGeffen Recordsの合弁プロジェクトとして産声を上げたKATSEYEは、K-POPが長年磨いてきた「物語を売る」メソッドを、英語圏市場へそのまま移植する試みだ。新曲「Pinky Up」はその第一弾となるポップアンセムで、爽やかなバブルガムポップの質感にK-POPイディオムのキレを忍ばせた楽曲に仕上がっている。
コーチェラというプラットフォームの選択は戦略的だ。音楽メディアとSNSが最も高密度に交差するこのフェスに初ステージを置くことで、KATSEYEはデビュー期に最大限の露出を確保した。HYBEのストーリーテリング哲学——グループの「誕生神話」をあらかじめ大衆に植え付け、そこにリリースを重ねる手法——がここでも機能していると見ていい。
一方で課題も透けて見える。欧米ポップ市場は、K-POPの「訓練された完璧さ」よりも「生の個性」を好む傾向が根強い。KATSEYEがHYBEのDNAを保ちながら、どこまでローカルの感性に寄り添えるか。その綱渡りの行方が、グループの真価を決めるだろう。
💡Pro Insight: HYBEのグローバル展開は「K-POPをアメリカで売る」のではなく「K-POPのシステムでアメリカンポップを作る」フェーズに入った。KATSEYEの成否は、K-POPビジネスモデルそのものの輸出可能性を測る試金石になる。
出典: 브레이크뉴스 (https://news.google.com/rss/articles/CBMiSEFVX3lxTE0yMFpYRGhvZEdacjFZU1RodVBCTkNJdXQ1VW4tLWNOZDM2dHE2R05hVlFULVBQMThEWC0xRk1zZThGLVVWd1MzUA?oc=5)