THE PATH
THE PATH
thepath오디션
Audition

オーディションは芸能界だけじゃない——韓国・昌原市が「起業家」を本気で発掘する理由

코리아이글뉴스

韓国・慶尚南道の昌原特例市が、若者向け起業支援プログラム「청년 창업 오디션(青年創業オーディション)」の参加者募集を開始した。単なる講座ではなく、実践型カリキュラムと審査形式を組み合わせた本格的な起業家育成モデルで、アイデアを持て余す若者たちに「舞台」を提供する。K-POPオーディション文化が根付いた韓国ならではの手法で、ビジネスの世界にもサバイバル的な緊張感と可能性を持ち込んでいる点が注目される。

「夢を持った若者をステージに立たせる」——これはアイドル事務所のキャッチコピーではなく、昌原特例市が打ち出した起業支援事業の本質だ。

同市は2024年度の新規施策として「青年創業オーディション」を展開。対象は創業を志す若者で、書類選考から始まりプレゼン審査・メンタリング・実践ワークショップへと続く段階的なプロセスは、まるでK-POPサバイバル番組のフォーマットを起業の世界に移植したかのような設計だ。

注目すべきは「実戦型창업교육(創業教育)」という言葉にある。既存の起業セミナーが知識の注入に留まりがちなのに対し、このプログラムは市場検証・ピッチング・チームビルディングといったリアルな起業プロセスを体験させることに重点を置く。

昌原市はもともと製造業の都市として知られるが、若年人口の流出という構造的な課題を抱えている。このオーディション形式の採用は、単なる就業支援ではなく「この街で何かを生み出せる」という当事者意識を若者に植え付けるための戦略的な一手とも読める。

審査の緊張感が参加者のモチベーションを高め、選ばれた者だけが受けられる集中支援が質を担保する——K-POPが世界を席巻した構造が、今度はスタートアップの文脈で再現されようとしている。

💡Pro Insight: 韓国の地方自治体がオーディション文化をビジネス育成に応用し始めたことは、コンテンツIP×行政支援という新たなモデルの萌芽として、日本の地方創生担当者も注視する価値がある。「見せる支援」が若者の参加意欲を劇的に変える可能性を、昌原市は実証しようとしている。

出典: 코리아이글뉴스 (https://news.google.com/rss/articles/CBMickFVX3lxTE5QSjlzLU9zOUdQS2JKSGhrYzFzSnQyOEpaTmhVM3NkcUxlLVRmMGVnalNiNkdVWlJ3ZWVQZi16TzhfeFFWTDJkbjBGWC1MLU5paHJzejZfUVBia2ZRZDBFNmtUei10WDhHQWJBekhENTlYZw?oc=5)

オーディションは芸能界だけじゃない——韓国・昌原市が「起業家」を本気で発掘する理由 | THE PATH