ジェニがTIME誌「世界で最も影響力のある100人」2026年版に選出——YGが育てた反骨の女王、メディアの殿堂へ
BLACKPINKのジェニが、米TIME誌が毎年発表する「世界で最も影響力のある100人(2026年版)」に選出された。K-POPアーティストとしてのフィールドを超え、ファッション・映画・ビジネスにまで版図を広げてきた彼女の「個人ブランド」が、ついにグローバルメディアの最高峰に認められた形だ。YGエンターテインメントのHIPHOP美学を体現しつつも、既存の틀を自ら壊し続けてきたキャリアが、今この評価として結実している。
TIME誌の「100 Most Influential People」リストは、政治・科学・芸術・エンターテインメントを横断する各分野の「動かす人」を選ぶ。芸能人の選出は決して珍しくないが、K-POPアイドルという文脈でここに名を刻むことの意味は、単なる人気投票とは根本的に異なる。
ジェニの軌跡を振り返ると、YGというHIPHOP血統の事務所が持つ「反骨と自己表現」のDNAが、彼女の中で独自の形に昇華されてきたことがわかる。グループ活動と並走しながらソロ楽曲「SOLO」「mantra」でアーティストとしての独立性を示し、シャネルのアンバサダーとして世界4大コレクションを席巻し、さらにドラマ『THE IDOL』(HBO)への出演で俳優としての可能性も開いた。
2025年には自身のレーベル「ODD ATELIER」を設立。事務所の傘の下で輝くアイドルという図式を静かに、しかし確実に書き換えてきた。その一連の動きが「影響力」という言葉と最も素直に接続する。
注目すべきは、彼女がTIMEに選ばれた理由が「バイラル」ではなく「持続的な文化的編集力」にあるという点だ。トレンドを追うのではなく、自分自身がトレンドの発生源になる——その姿勢こそ、2020年代のK-POPが世界に問い続けている命題そのものでもある。
💡Pro Insight: ジェニの選出は個人の栄誉にとどまらず、「K-POPアイドル=消費されるコンテンツ」という旧来の視座を更新するシンボリックな出来事として読むべきだ。ODD ATELIERを起点に、彼女が次に仕掛ける「編集」が業界構造をどう揺さぶるか——そこに真の注目点がある。
出典: Soompi (https://www.soompi.com/article/1833407wpp/blackpinks-jennie-makes-time-magazines-list-of-100-most-influential-people-of-2026)