韓国の現場クリエイターが日本人練習生をどう見ているか — 振付師・ボーカル・MV監督・A&R 10人の声から逆算する
韓国の現場クリエイターが日本人練習生をどう見ているか — 振付師・ボーカル・MV監督・A&R 10人の声から逆算する
K-POPデビューを目指す日本人志望者と保護者へ。経営者層ではなく、実際に練習生やアーティストと向き合う「現場」 のクリエイター10人(Lia Kim・Kim Sung-eun・Kasper・Leejung Lee・ミン・ヒジン・Bumjin・Sung Wonmo・Marion Van der Wees・BLACKSWAN元メンバー他)の韓国メディア・YouTubeでの発言から、韓国側が日本人練習生・志望者をどう見ているかを構造的に逆算する独自分析。thepath編集部が一次ソースを精査して整理。
K-POPデビューを目指す若い志望者や、その保護者の方々がよく抱く疑問があります。
「韓国の事務所は日本人をどう見ているんだろう?」
「練習生として選ばれる子はどんな子なんだろう?」
「現場で実際に何が起きているんだろう?」
この問いに答える記事の多くは、J.Y.Park や事務所社長の発言を引用しがちです。しかし thepath は別のアプローチを取ります。経営者の言葉ではなく、実際に練習生やアーティストと毎日向き合っている「現場」 のクリエイターたちの声 を韓国メディアと YouTube から徹底収集し、その発言から 構造を逆算します。
本記事では、振付師・ボーカルトレーナー・MV監督・A&R・スタイリスト・元アイドルなど 計10人の現場プロフェッショナル の発言を素材に、韓国の現場が日本人練習生・志望者をどう見ているかを整理します。すべて2024-2026年の発言(哲学的内容のみ古い発言も併用)で、一次ソースのURLを末尾に明記しています。
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K-POPダンス業界で世界的影響力を持つ Lia Kim(リア・キム)は、2024年12月のマレーシア取材(The Star)で、自身が指導した JYP・SM・YG の全アイドル中の「ベストダンサー」 として **TWICE Momo / BLACKPINK Lisa / SHINee Taemin** の3名を挙げました。
3人のうち1人が 日本人 Momo(平井もも)。これは日本人練習生に大きな示唆を与えます。
Lia Kim は同じ取材で、ダンスへの姿勢についてこう語っています:
"Instead of learning the moves, learn to groove to the beat, just have fun with the music."
(振り付けを覚えようとするのではなく、ビートに乗って体を揺らすことを覚えなさい。ただ音楽を楽しむこと)
そして、もう1つの彼女の哲学が、日本人練習生に多い「正確さ偏重」 という弱点に直接刺さります(Spotify Newsroom):
"Dance is all about confidence. Dancing isn't difficult."
(ダンスはすべて自信の問題。ダンスは難しくない)
技術ではなく、マインドセット。これが世界トップ振付師の「日本人へのメッセージ」 として読み取れます。
aespa「Supernova」 や KAI「Rover」 等を担当する Bada Lee(イ・バダ)は、2024年4月の YouTube チャンネル開設(スポーツ경향)で、Street Woman Fighter 2 を勝ち抜けた理由をこう語っています:
「メンバーがとてもよく付いてきてくれたから、SWF2も無事に終えられた」
リーダーシップ論として、「自分一人の力ではない」 と言える人物像が、K-POP現場で評価される共通点です。「目立ちたい」 「センターに立ちたい」 だけの志望者は、グループ作りの現場では選ばれにくい構造があります。
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ボーカルトレーナーの Kim Sung-eun(キム・ソンウン / WIPエンターテインメント代表) は、BTS (バンタン / 防弾少年団)(정국・진・뷔)、TWICE(쯔위)、ENHYPEN、선미など錚々たるアーティストを指導してきた韓国ボーカル業界の最重要人物の一人です。thepath の /parents ページの監修者でもあります。
彼女は2018年の Idology インタビュー(Idology)でこう語っています:
「あなたたちはパフォーマンス1つ2つをこなすためにこれをやっているんじゃない。音楽という大きな枠の中で職業を選んだんだよ」
そして同じインタビューでさらに深掘りします:
「私たちの立場からすると、この子たちが産業的に生む経済効果を離れて、一人の人間としての人生そのものを見ることが先なんです」
「アイドルとしての寿命が、歌手としての寿命になってはいけない」
これは「デビュー=ゴール」 と思いがちな志望者と保護者にとって、業界の最前線が考える本質的な視点を提示します。
加えて、2021年のスターニュース(Star News)では、旧来の体罰的指導からの転換を語っています:
「怒ってみたら、学生が恐怖感ばかり感じる」
「習慣を打ち破ることが重要」
そして 2020年 The Korea Times(Korea Times)では、ボーカリストとして最も重要な要素を端的に:
"Flexibility in attitude and core muscle matters the most."
(姿勢の柔軟性とコアマッスルが最も重要)
「歌が上手い」 だけでなく、柔軟な姿勢(マインドセット)と体幹(フィジカル) が世界トップトレーナーの判断軸であることが分かります。
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EXO (エクソ)「Ko Ko Bop」 や SHINee「Don't Call Me」 を手がけた Kasper(キム・テウ) は、元々アイドル練習生として6年を過ごした経歴を持ちます。2024年12月更新の Korea Herald(Korea Herald)で、彼はこう語ります:
"I've been a trainee for six years, so I understand their needs. I can catch on easily, which differentiates me from other choreographers."
(私は6年練習生だったから、彼らのニーズが分かる。すぐに掴めることが、他の振付師との違いだ)
これは志望者・保護者に大きな安心を与えます。練習生時代に「結果」 が出なくても、その経験は別の道で必ず活きる。Kasper は今、K-POP業界トップクラスの振付師として、自身の練習生6年を「武器」 と語っています。
加えて、振付の哲学についてはこう語ります:
"What makes K-pop unique is that each idol has an individual characteristic... It's my job to make them shine and turn their negatives into positives on stage."
(K-POPの独自性はアイドル一人一人に個性があること。ステージ上で短所を長所に変えることが私の仕事だ)
そして、2024年の業界変化への警鐘:
"Now, though, everybody wants a catchy move for a dance challenge that will go viral on social media. I can do those, but they wouldn't match the song's style, and that's not the kind of work I want to do."
(今は誰もが SNS でバイラルする振付を求める。私もそれは作れるが、楽曲のスタイルに合わない。そういう仕事はしたくない)
「バズる振付」 偏重の業界トレンドに対する、現場プロからの直接的な反論です。
Netflix「KPop Demon Hunters」 の振付や、2025年4月に THE BLACK LABEL と専属契約を結んだ Leejung Lee(イ・ジョン) は、Billboard インタビュー(Billboard)でこう語っています:
"Compromise will never be part of my life."
(妥協が私の人生の一部になることは決してない)
"The more I dance, the more certain I feel. I really love the phrase 'Choreography by me' — it makes me feel alive."
(踊れば踊るほど確信が増す。「振付:私」 というフレーズが大好き、生きていると実感する)
K-POP志望者が学ぶべきは「妥協しない姿勢」。ただしこれは「ワガママ」 とは違います。自分が信じる質に妥協しない姿勢が、業界トップ振付師を作っているのです。
ニュージーランド出身で K-POP 振付の世界で活躍する Kiel Tutin は、2025年1月の Numéro Netherlands(Numéro Netherlands)でこう語ります:
「アーティストと協力するとき、私は変幻自在の存在だと考えている」
「K-popでは、選ばれた英語の歌詞を活かすことが重要な部分」
「この10年間の私のキャリアの魅力は、突然のブレークスルーではなく、段階的で着実な進展」
「段階的で着実」 という言葉。K-POP志望の若い子は「一発逆転」 を夢見がちですが、業界トップは皆、静かに10年積み上げた人物です。
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K-POP の世界観を作り上げる影の立役者である MV 監督たちの発言は、アーティスト本人や経営者の発言よりも遥かに「業界の本質」 を語ります。
NCT・TWICE・aespa など多数の K-POP MV を手がける VM Project の Bumjin(범진)監督 は、2021年 Adobe Korea ブログ(Adobe Korea Blog)でこう語っています:
「美しいものは『美しさ』 それ自体として長く見るべきだ」
「複雑なトランジションや派手なエフェクトは付随物だと悟るべき」
「派手な見た目」 が K-POP の本質ではない。これは志望者が学ぶべき視点です。「目立つこと」「キャッチーなこと」 ばかり追い求めると、業界トップ層が大事にしている本質を見逃します。
f(x)・WINNER・Hwasa など独創的な MV で知られる Digipedi の Sung Wonmo(성원모)監督 は、Cine21 インタビュー(Cine21)で K-POP MV の本質をこう語ります:
「MVの目的は曲を宣伝することではない。アーティストの立体的なブランディングに近い」
「韓国MVは『マダンノリ(伝統野外劇)や歌舞伎』 のように定型化している。国内ファンは顔のクロースアップを、海外ファンは群舞を、物語性は海外でより重視される」
MV を「単なるプロモーション」 と思っているうちは、業界の本質を理解していない。K-POP は アーティストの立体的なブランドを構築する 総合芸術として運営されています。
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NewJeans のプロデュースを手がけた ミン・ヒジン(民熙珍) は、経営者ではなくクリエイティブディレクターとして、K-POP史上最も独自性のある「現場プロデューサー」 です。thepath は彼女の経営側論争には踏み込まず、純粋にクリエイター視点の発言のみを引用します。
日本の Popeye Magazine に対するメールインタビュー(韓国 Clien コミュニティで部分転載)で、彼女はこう語っています:
「私が好きだった日本文化と言えば、60年代ブラジル スタイルに影響を受けた Jazzy な曲や AOR スタイルの音楽、渋谷系スタイルです」
NewJeans のサウンドが「シティポップ・渋谷系・AOR」 にルーツを持つことを本人が明言。つまり 日本人感性は K-POP の中核に既に組み込まれている。日本人だから K-POP に向かない、という発想は古い。
2024年9月の東京ドームファンミについて、マイデイリー(マイデイリー)で:
「現地に親しみのある歌を聴かせたかった」
具体的には、ミンジが Vaundy「踊り子」 を、ハニが松田聖子「青い珊瑚礁」 をカバー。「韓国の曲を日本でやる」 のではなく、「日本人が好きな曲を日本人感性で再解釈する」 戦術です。
これが示唆するのは、日本人練習生の最大の武器は「韓国人になろうとすること」 ではなく、自分の中の日本人性を磨くこと だということ。
2024年9月の現代カード「ダ・ヴィンチ・モテル」 講演(TenAsia):
「幼い頃からお金の味を覚えると、純粋さが消える」
「不要な競争構造やストレスは作りたくなかった」
「私は仕事に対しては緻密なタイプだが、それは市場分析には当てはまらない」
「私が必ず欲しいと思う何かは、他の人も欲しいと思う何かだ」
「普遍的な感情に集中した」
データドリブン全盛の時代に、「直感」 と「普遍的感情」 を主軸に置く姿勢。これは現代の K-POP 現場で例外的な思想です。
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NewJeans を始めとする数々のアーティストを担当する Choi Yumi(최유미)スタイリスト は、2025年 nss magazine(nss magazine)でこう語ります:
"While European maisons tend to move slowly and with structure, Seoul moves at an entirely different rhythm: intuitive, fast, almost instinctive."
(ヨーロッパのメゾンはゆっくり構造的に動くが、ソウルは全く違うリズム、直感的で速く、ほぼ本能的だ)
"Korean styling often blends contrasts: bold yet soft, futuristic yet nostalgic. That complexity is what makes it so compelling."
(韓国スタイリングは対照を融合する。大胆かつ柔らか、未来的かつ郷愁的。その複雑さが魅力)
K-POP志望者は「韓国式に統一されたスタイル」 を想像しがちですが、実際の現場は 対照の融合と直感的速度 で動いています。マニュアル通りに合わせようとする日本人志望者は、ここで停滞します。
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ロンドン拠点の K-pop A&R コンサルタント Marion Van der Wees は、The Korea Times インタビュー(経由 Omona They Didn't)で、楽曲提供のリアルをこう語ります:
「K-pop ラベルから求める楽曲のタイプを示す概要書(briefing)が送られてくる。その後、レビュー用の楽曲パックを送信する」
「楽曲レビューに3ヶ月から1年かかる可能性がある」
「たとえ楽曲がラベルに選ばれなくても、それは楽曲が良くないことを意味しない。タイミングが適切でなかったか、特定のアルバムのコンセプトに適さなかっただけ」
これは楽曲提供だけでなく、練習生選抜やオーディション全般に当てはまる原理 です。「落ちた = 自分が悪い」 ではなく、「タイミングと相性の問題」。これを理解しているかどうかで、志望者の心の保ち方が決定的に変わります。
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2024年8月配信開始の Apple TV+ ドキュメンタリー「K-Pop Idols」(Apple TV+)で、BLACKSWAN元メンバー Youngheun はこう証言しました:
「門限や恋愛禁止だけでなく、ネイル予約や近所のコンビニに行くことまで報告義務がありました」
allkpop の独占インタビュー(allkpop)でメンバー Gabi はこう続けます:
「カメラの上では完璧な人生に見えるが、彼らも辛いことを経験している。アイドル生活のもう一面が存在する」
これは志望者にとっても、保護者にとっても、「夢」 と「現実」 の落差を理解するための重要な視点です。
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10人の発言を構造的に整理すると、韓国の現場が日本人練習生・志望者を見るとき、共通して以下の3つを評価していることが浮かび上がります。
- Lia Kim「Dance is all about confidence」
- Kim Sung-eun「Flexibility in attitude」
- Leejung Lee「妥協は私の人生にない」
→ 技術ではなくマインドセットを最重視。日本人に多い「謙遜」「正確さ偏重」 は、現場では弱点に転化する可能性があります。
- Kasper「短所を長所に変える」
- Sung Wonmo「立体的ブランディング」
- ミン・ヒジン「不要な競争構造を作らない・5人の個性が極めて違う」
- Choi Yumi「対照の融合」
→ 平均化された「韓国式の練習生」 になることが目的ではない。それぞれの個性を立てて世界観を構築することが目的です。日本人感性も「個性」 の一部として活用される対象です。
- Kim Sung-eun「アイドルとしての寿命が歌手としての寿命になってはいけない」
- Kim Sung-eun「人間と個人の人生自体として見る」
- Kasper「練習生6年経験は無駄にならない」
- Kiel Tutin「段階的で着実な進展」
→ デビューはゴールではなく通過点。「デビューできたら成功」 という発想は、業界トップ層が共有していません。
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10人の声を整理した直後に、2026年5月時点で実際に動いている事例 で検証してみましょう。取り上げるのは Keyveatz の Newy(本名:浜上由衣/2007年生・奈良県)。18歳の日本人ラッパーで、AOMG初のガールクルー Keyveatz の5人組として2026年デビュー予定です。
→ 詳細: AOMG初ガールクルー Keyveatz に日本人メンバー Newy
Lia Kim は2024年12月に「TWICE Momo(日本人)」 を世界トップダンサー3名に挙げました。これは 「日本人 = K-POPで世界レベルに到達できる」 という事例 でした。
Newy はラッパーとして、同じ流れを辿っています。Mnet「I-LAND 2」 で 「番組内で最高のラッパー」 と評価されたものの、第1セーブ投票で7位脱落(トップ7に届かず)。しかし AOMG(Jay Park 設立の韓国を代表するヒップホップレーベル)が拾い上げて、Keyveatz の中核に据えました。
「日本人だから」 ではなく「ラップが優れているから」 という評価軸。Lia Kim の Momo評価と完全に同じ原理が、Newy の AOMG拾い上げにも働いています。
Kasper は「6年練習生だったから振付師として強い」 と語りました。Newy のキャリアは、これを18歳の段階で既に体現しています:
| 段階 | 事務所 | 結果 |
|---|---|---|
| 1 | X-GALAXY(XG結成前) | XG結成段階で別ルートに |
| 2 | **WAKEONE** | I-LAND 2 出演 → 7位脱落 |
| 3 | AOMG | Keyveatz の5人に選出 |
3事務所を渡り歩いた経験は「失敗の積み重ね」 ではなく「経験資産の積み上げ」。Newy は18歳でこの経歴を持っており、これは多くの同世代日本人練習生にとって 「最初の事務所でダメだったら終わり」 という発想を否定する具体例 です。
ミン・ヒジンは NewJeans 結成時、「5人の個性が極めて違う」「不要な競争構造を作らない」 と語りました。
Keyveatz も5人組で、メンバーは Newy(日本人ラッパー)/ Son Juwon / Kim Chaeeun / Um Jiwon / Kang Yeseul(韓国人・釜山)と、国籍・出身・スキルが分散しています。5人中4人が I-LAND 2 トップ7に届かなかったメンバー という構成は、「サバイバル番組での勝者で固める」 という発想を否定し、「個性差異最大化 × 拾い上げ哲学」 で組まれています。
これはミン・ヒジンの NewJeans 哲学が、別事務所(AOMG)でも実践されている事例として読み取れます。
Marion Van der Wees(A&Rコンサルタント)は「楽曲がレーベルに選ばれなくても、質の問題ではなくタイミングが合わなかっただけ」 と語りました。
Newy も同じです。I-LAND 2 で7位脱落したのは「Newy の質が低かった」 からではなく、「番組のトップ7枠 = izna のコンセプト・編成 = ある特定のタイミング」 と合わなかっただけ。番組終了後、別のタイミング(AOMG が初のガールクルーを立ち上げるタイミング)で拾われ、デビューが見えています。
Newy と izna 日本人メンバー Koko(樺井瑚々)は、日本のダンスアカデミーで5年来の友人。韓国に渡る前段階の 日本国内での横の繋がり が、後の業界活動で実際に資産化される事例です。
Lia Kim も Spotify Newsroom で「ダンスは1MILLION の生徒の70%が海外(米国・中国・日本・フランス等)」 と語りました。つまり 日本のダンスアカデミーは、既に韓国・米国・中国の業界と繋がっている のです。Newy と Koko の友情はその一部であり、多くの日本人志望者にも開かれた人脈です。
10人の現場クリエイターの言葉は「綺麗事」 ではありません。Newy という18歳の日本人練習生のキャリアが、リアルタイムで証明しています。そしてこれを読んでいるあなた自身にも、同じ原理が適用されうる可能性があります。
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10人の声から、thepath編集部として日本人志望者に伝えたい5つの結論:
- 1「日本人であること」 は弱点ではない(ミン・ヒジン、Lia Kim「Momo」)
- 2正確さよりマインドセット(Lia Kim、Kim Sung-eun、Leejung Lee)
- 3目立ちたいではなく、立体的な個性を(Sung Wonmo、Kasper)
- 4不採用 = 質の問題ではなく、タイミング(Marion Van der Wees)
- 5練習生時代は無駄にならない(Kasper の6年練習生→振付師トップ)
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最後に、保護者の方向けに、10人の発言から読み取るべきポイントを整理します。
- 業界トップは「短期成果」 ではなく「人生全体」 を見ている(Kim Sung-eun)
- アイドル生活は華やかな面と統制された面の両方が存在する(BLACKSWAN)
- 「失敗」 は次のキャリアの資産になる(Kasper の6年練習生→振付師トップ)
- 韓国側は「日本人だから」 という理由で日本人を排除していない(Lia Kim、ミン・ヒジン)
- 「夢を諦めさせる」 ではなく、「全体像を理解した上で選択させる」 ことが保護者の役割
→ 関連: 親御さんのためのページ /parents / thepath監修者 Kim Sung-eun氏のメッセージも併せて参照ください。
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経営者層の言葉は、既にメディアに溢れています。J.Y.Park の「3つのF」 や、各社社長の戦略宣言。しかし、練習生やアーティストと 毎日向き合っている現場のクリエイター たちが何を見ているかは、まだ十分に伝わっていません。
thepath はこれからも、韓国の現場クリエイターたちの声を一次ソースから掘り起こし、日本人志望者と保護者の方々に届けていきます。「考え方」 や「思考の本質」 は、トレンドのように消費されません。何年経っても価値を失わない、業界の本質を共有する場として、thepath を活用してください。
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本記事で引用した一次ソース(公開日順):
- Kim Sung-eun Idology インタビュー(2018年)
- Kim Sung-eun The Korea Times インタビュー(2020/4/26)
- Kim Sung-eun Star News インタビュー(2021/10/20)
- Bumjin Adobe Korea Blog インタビュー(2021/7/23)
- Sung Wonmo Cine21 インタビュー
- Marion Van der Wees The Korea Times(2022/4/13)
- Lia Kim Spotify Newsroom(2022/11/9)
- Kasper Korea Herald インタビュー(2022/7・2024/12更新)
- Bada Lee × NCT Taeyong スポーツ경향(2024/4/23)
- Apple TV+ K-Pop Idols(2024/8/30配信)
- BLACKSWAN allkpop インタビュー(2024/9)
- ミン・ヒジン マイデイリー 東京ドーム(2024/9/23)
- ミン・ヒジン TenAsia 現代カード講演(2024/9/28)
- Lia Kim The Star Malaysia(2024/12/12)
- Kiel Tutin Numéro Netherlands(2025/1/29)
- Choi Yumi nss magazine(2025)
- Leejung Lee Billboard インタビュー(2025)
翻訳について:韓国語・英語の引用は thepath編集部による意訳。ニュアンスの正確性は元記事をご確認ください。
関連記事: - 親御さん向けガイド / 保護者の方が最初に知っておくべきこと - 日本人 K-POPアーティスト名鑑104+ - 事務所事典 47社 - K-POP用語辞典 109語