200万円のために姪を殺害した叔母——再審で明かされた意外な真実『꼬꼬무』
2日夜放送されたSBS『꼬리에 꼬리를 무는 그날 이야기』では、1994年10月9日に釜山で起きた10歳女児の誘拐殺害事件を取り上げた。犯人は身代金として最初2000万円を要求したが、その後200万円に修正。1995年の再審で、警察の拷問による虚偽自白を主張した3名の被告に対し無罪判決が確定。事件の真実が複雑に絡み合うケースとなった。
1994年10月9日、釜山。通常は午後1時に下校する小学3年生の銀紙(仮名)が、その日は午後4時を過ぎても帰宅しなかった。母親の金さん(仮名)が心配して待っていると、家に電話がかかってきた。「銀紙を持っている」との誘拐犯からの連絡だ。犯人は明日午後2時30分までに現金を用意して釜山劇場に来るよう要求。最初2000万円と言っていた身代金は、その直後に「2000ではなく200」と訂正された。1994年当時の200万円は現在価値で500万円未満。スタジオでは「大金を狙う通常の誘拐と異なり、この金額が必要だったようだ」と、殺害意図はなかったとの推測が出された。
捜査の糸口を開いたのは、被疑者の父親だった。帰宅した際に娘の部屋から「異臭がする」と警察に通報。捜索に出動した警察は、被疑者の部屋の布団から銀紙の遺体を発見した。銀紙は失踪当日に殺害されたと推定された。警察は「長い生え抜き髪の20代女性と一緒に歩いていた」という目撃証言を確保し、銀紙と同じ家に住む従姉で20歳の浪人生・羅京愛(仮名)を任意同行した。
羅さんは当初容疑を全面否定したが、銀紙の遺体が発見されると犯行を認めた。警察調査で「自分だけではない。共犯者が3人いる」と友人3人を指名。しかし3人はいずれも事件当日のアリバイを主張し、その中の1人は「羅さんを知らない」と述べ、捜査に混乱をもたらした。
警察は羅さんと3人を未成年者誘引、死体遺棄容疑などで逮捕起訴。しかし反転が起きた。羅さんを除く3人が警察の拷問による虚偽自白を主張したのだ。1審は3人の陳述に信憑性があると判断し無罪を宣告。検察は即座に控訴したが、2審判決も無罪。3人は1995年に大法院が上告を棄却して無罪が確定した。
出典: Daum (https://v.daum.net/v/20260702232918858)