「与党への警告、野党への懲罰」…2026年選挙が示した民心の成績表『PD수첩』が追跡
MBC『PD수첩』は6月9日放送で、第9回全国同時地方選挙と2026年国会議員補欠選挙の「民心の変化」を特集した。世論調査や出口調査では予測できなかった結果となり、与党・民主党は全国16の広域団体長中12カ所を獲得。一方、野党・国民の力はソウル、大邱、京畿・平澤の重要激戦地で勝利。特に大邱広域市長選と釜山北区甲補欠選は最後まで接戦が続いた。
MBC『PD수첩』は9日、世論調査と出口調査も予測できなかった第9回全国同時地方選挙と2026年国会議員補欠選挙における「民心の変化」を報道した。1ヶ月間の密着取材を通じ、両激戦地の民心が揺らぎ逆転した決定的瞬間を追跡している。
3日に投開票された選挙では、与党・民主党の圧倒的優位が予想されていたが、結果は予測を外れた。民主党は全国16の広域団体長中12カ所を占め、野党・国民の力はソウル、大邱、京畿・平澤(補欠選)など主要激戦地で勝利した。
大邱広域市長選では、民主党の金富謙候補が序盤の主役となった。金富謙候補は地域主義の打破を掲げ、大邱での5度目の挑戦に臨んだ。保守の象徴である西門市場でさえ彼を支持する声が上がり、波乱を予告していた。市民からは「国民の力党員だが、今回は金富謙を選ぶ」「現政権が与党だから国庫資金を持ってきやすい」といった発言が出た。一方、国民の力の主号英総括選対委員長は「別だ。これまで大邱市長選が関心事となったこと自体、我が党にとって危機であり恥じるべき」と指摘していた。
釜山北区甲補欠選でも、青瓦台AI未来企画首席秘書官出身の民主党・河政宇候補が「与党プレミアム」を背景に多くの支持を集めていた。選挙初盤、河政宇候補は無所属・韓東勲、国民の力・朴民植候補を押さえて首位に立つ。
しかし変数は急に訪れた。与党の「造作公訴特検法」発議で公訴取消権が事実上付与され、全国の野党候補が相次いで傲慢な政府を審判しようと非難に乗り出した。握手論争、鄭清来代表の応援遊説での小学生への「オッパ強要」論争が重なり、批判の対象となった。さらに、スターバックスの「タンクデー」論争を政府が指摘し、政治問題に発展した。
出口調査発表まで激しい接戦が続いた両激戦地は、選挙直前の世論調査公表禁止期間である最後の1週間でも絶えず揺動した。有権者たちは候補者の傲慢さと言い間違いに敏感に反応し、イデオロギー中心の旧来戦略と前大統領の登場が情勢を逆転させる変数として作用した。
専門家の分析によれば、初期には民主党有利と見られていたが、レースが進むにつれて保守の再結集が言及されるようになった。完全に情勢を変えることはできなかったものの、適切なバランスポイントを示したと評価される。
出典: Daum (https://v.daum.net/v/20260609233901862)