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『アパルトメント』で実力を再証明、俳優ジソン 余裕から繊細な感情表現まで自在に操る
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『アパルトメント』で実力を再証明、俳優ジソン 余裕から繊細な感情表現まで自在に操る

Daum

俳優ジソンがJTBC土日ドラマ『アパルトメント』に出演し、視聴者から大きな支持を得ている。過去の暴力団組織オアシス派の前ボス・パク・ヘガン役を演じるジソンは、能天気なコミック演技から重厚なカリスマ、繊細な感情表現まで自由自在に駆使し、複雑なキャラクターを説得力を持って完成させている。全12部作で現在9回まで放送済みの同作は、毎週土曜午後10時40分、日曜午後10時30分に放送される。

俳優ジソンが『アパルトメント』で自分が最も得意とする演技を再び最高レベルで発揮している。

能天気なコミック演技から重厚なカリスマ、繊細な感情表現までを自由自在に行き来しながら、複雑なキャラクターを説得力を持って完成させたジソン。作品はジソン扮する前ボス・パク・ヘガンがアパルトメント内の隠された金銭を手に入れるため入住者代表会議の会長選挙に出馬し、住民たちとともに不正を告発していく物語だ。

パク・ヘガンは本来善良な人物ではない。過去に組織を率いた前ボスであり、住民を助けるという正義の目的でアパルトメントに入ってきたのではなく、偽りの家族を作り住民たちを欺いて会長の座を奪おうとしている。それにもかかわらず、自分の大事な人を守りたいという気持ちが根底にあるため、自然と応援したくなる。

ジソンはこうした矛盾を不自然に美化するのではなく、キャラクターが持つ人間的な温もりを積み重ねることで、視聴者がパク・ヘガンの物語に自然と引き込まれるようにしている。

その出発点はパク・ヘガン特有の能天気さだ。笑いながら冗談を言い、平凡な人のように振る舞い、組織員たちと一緒にいるときは隙だらけで愛らしい姿も見せる。過度な状況を受け止めるジソンのコミック演技が光を放つ。同時に、真摯さと能天気さの間を微妙に行き来しながらパク・ヘガン特有の快活な魅力を引き出している。

しかし笑い冗談を言っていた表情が瞬時に変わる。ジソンはまるで顔を替えるかのように表情と眼差しの温度を変え、劇の雰囲気を左右させる。特に過去の組織ボス時代の場面で顕著だ。余裕のある口調と態度には冷たい威圧感が加わり、オアシス派を率いていた過去を瞬時に納得させる。

感情表現ではこうした長所がより鮮明になる。強い責任感と温かみを持ちながら、戸惑い、怒りと絶望感を短い瞬間に重ねて表現する。同じ回の中でも能天気な家長、隙のある組織ボス、親近感のある入住者代表会議の会長、冷徹な戦略家といった複数の顔が頻繁に登場するが、互いに矛盾しない。ジソンがパク・ヘガンというキャラクターの中で自然に連結させているからだ。

『アパルトメント』は複雑で重いテーマの作品だが、ジソンはパク・ヘガンの余裕とユーモア、人への愛情と温かさを絶え間なく引き出し、作品に呼吸の余地を作っている。同時に繊細な緩急調整を行い、過度に軽くならないようにしている。

残り4回を残した終了を控え、ジソンがどのようにして再び『信頼して見る俳優』という修飾語を証明するのか注目が集まっている。

出典: Daum (https://v.daum.net/v/20260809000144352)