2026年上半期K-POP音盤販売4953万枚の裏側 集計社が見る『危機ではなく機会』
2026年上半期のK-POP音盤販売量が4953万枚を記録し、2023年の4617万枚を上回る過去最高を達成した。一方、業界では『音盤が売れていない』という声が上がる矛盾が生じている。音盤集計機関・ハンターチャートの곽영호代表は、アーティスト数の増加により約410種の音盤が発売されたことが販売数増加の主因と分析。競争激化に伴い、中小企画社でもRESCENE(リセンヌ)のような成功事例が存在し、高い完成度のコンテンツ制作が競争力強化の鍵だと指摘した。
2026年上半期のK-POP音盤販売量が4953万枚を記録した。これは年間販売量1億330万枚を達成した2023年の上半期約350種の発売に比べ、2026年上半期は約410種の音盤が発売されたことによるものだ。
音盤集計機関・ハンターチャートを運営するハンターグローバルの곽영호代表は、K-POP市場の現状について分析した。「K-POP音盤市場には『富が富を呼び、貧が貧を呼ぶ』現象がある。しかしアーティスト数が多い。大型企画社の音盤販売は平準化し、中小企画社も数が増え続けることで『塵も積もれば山となる』状態になった。さらに人気グループ内でのユニットやソロ発売が増加したことも影響している」と述べた。
グループ数の増加に伴い競争は自然と激化し、必然的に選別と集中が起きている。しかし곽代表は、これを危機ではなく機会と捉えた。「海外のK-POP ファンは複数グループを多様に楽しむ傾向が強い。ただし複数グループが同時にアルバムを発売すると消費の限界が生じ、選別が起きる。上半期は大型アーティストのカムバックが増加したため、この集中現象がより顕著になった」と説明した。
中小企画社にも機会は残っているという。「高い教育と質の高いコンテンツ制作が重要。例えばRESCENEは自らの魅力をよく表現した優れたコンテンツを提供することで大きな成功を収めている。立場が確立されると売上の多様化が進み、すべてが上昇する」と述べた。
曽代表は、ベンダー企業の受注減少が音盤売上不振の原因ではないと指摘した。「米ウォルマートでの販売とベンダー企業による販売は本質的に変わらない。ベンダーは二次流通点に過ぎず、需要に応じて供給を決定するだけ。需要が多ければ自然と商品量も増える」と説明した。
ムシンサやオリーブヤングなどの大型企業がK-POP音盤販売に参入し、K-POPに接する人口は継続的に増加している。集計社の視点では、現在のK-POP音盤市場は危機ではなく機会の時期だ。市場全体のパイが拡大し、今後さらに成長の余地があるためだ。
出典: Daum (https://v.daum.net/v/20260715000159409)