再放送専門チャネルから『ウェルメイド・ドラマ』の殿堂へ。ENA、5年で視聴率24位から7位へ躍進
2003年に衛星放送スカイライフの再放送チャネルとして開局したENA(旧SkyHD)。2022年に『異邦人のような弁護士ウ・ヨングウ』(最高視聴率17.5%)で話題作となり、2026年の『案山子』(最高視聴率8.1%)も人気を集めた。広告市場ターゲット視聴者の「2049週間視聴率」で5月第4週に全チャネル中5位を記録。2021年の24位から7位へ、全世帯視聴率も38位から12位へと急上昇している。
2003年にスカイライフが『SkyHD』として開局したチャネルENA。2022年に名称を現在のものに変更した。長年、他局のプログラム再放送を専門としていたが、2018年から自社オリジナルプログラムの制作を開始した。
再放送チャネル時代の経験が、作品選別の目利きへと昇華した。他局で注目されなかった脚本を採択し成功させたのが『異邦人のような弁護士ウ・ヨングウ』と『案山子』だ。前者は地上波放送での編成が困難だった作品であり、後者は暗い素材のため数年間、編成チャネルが決まらなかった。
Kim Ho-sang ENA代表は「初期段階では地上波などのコンテンツ再放送チャネルとして出発したため、作品企画と選別能力については内部的にも自信を持っていた」と述べ、「多様な他社作品を選別・調達してきた経験に基づき、徹底的な分析を通じて『成功しそうな作品』を見つけ出す視点を着実に広げてきた」と説明した。『新兵』『良い女ブセミ』『ユア・アナー』など大衆性と新鮮さを兼ね備えたドラマで視聴者層を拡大してきた。
ENAドラマが力を得た背景には、予能コンテンツの貢献も大きい。業界初の他チャネルとの共同制作による『ナ・ウ・ソロ』(ENA・SBS Plus共同制作)と『スチール部隊』(チャネルA・ENA共同制作)が挙げられる。共同制作により制作費負担を軽減しつつIP確保と認知度向上を実現した。
ENAの独自の強みは、『伝統的な』放送局の枠に囚われていないことだ。YouTubeコンテンツをTVで放映する試みは若年視聴者を引き付けた。TEO、アンテナプラスといったコンテンツ企業と提携し、YouTubeコンテンツを編成したのだ。『地球マブル世界旅行』は代表的なシーズン制予能として定着し、『風向高2』『サロンドリップ』『前科者』など人気コンテンツを配信し続けている。
出典: Daum (https://v.daum.net/v/20260616004511260)