日本人K-POP練習生が詐欺容疑で書類送検|二重契約・約600万円被害の続報【2026年8月】
日本人K-POP練習生が詐欺容疑で書類送検|二重契約・約600万円被害の続報【2026年8月】
韓国の6人組ボーイグループでデビュー予定だった日本人練習生A氏 (29) が、二重契約・投資金持ち逃げの詐欺容疑で2026年7月29日に在宅のまま検察送致 (書類送検) された。5月の出国停止措置から約3ヶ月、A氏は現在も韓国に滞在中。4ヶ月間で5,743万ウォン (約600万円) の被害。事件の時系列と、練習生志望者が知っておくべき契約リスクを解説。
韓国でデビュー予定だった日本人練習生が、詐欺容疑で出国停止処分を受け、2026年7月29日に検察へ送致された。
【続報 2026年8月4日】ソウル永登浦警察署は7月29日、A氏 (29) を詐欺容疑で在宅のまま検察に送致した。日本でいう書類送検に相当する手続きで、世界日報やヘラルド経済など韓国主要メディアが8月4日に一斉に報じた。A氏は出国停止措置が続いているため現在も韓国国内にとどまっており、今後は検察が起訴するかどうかを判断する。詳しくは後述の続報セクションにまとめた。
事件が明るみに出たのは2026年5月3日。ソウル永登浦警察署が、6人組ボーイグループのメンバーとしてデビュー予定だった日本人練習生A氏に対し詐欺容疑で出国停止措置を実施したと発表し、韓国主要メディアが一斉に報じてK-POP業界に衝撃が走った。
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何が起きたのか
事件の時系列
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 契約時期(不明) | 日本人練習生A氏が韓国の事務所と専属契約を締結 |
| デビュー準備期間 | 楽曲制作、振付制作、録音、MV撮影を実施。メンバーの顔と音源も公開 |
| 2025年12月 | A氏が「信頼関係が崩壊した」とだけ告げて失踪。デビュー予定の2ヶ月前 |
| 失踪後 | グループは5人体制でデビュー、現在活動中 |
| 2026年5月3日 | ソウル永登浦警察署がA氏に出国停止措置。詐欺容疑で追跡 |
| 2026年7月29日 | 永登浦警察署がA氏 (29) を在宅のまま検察送致 (書類送検)。A氏は韓国に滞在中 |
被害額: 4ヶ月間で5,743万ウォン(約600万円)
事務所側が主張する被害額の内訳:
| 費目 | 内容 |
|---|---|
| 訓練費 | ボーカル・ダンスレッスン等 |
| 楽曲・振付制作費 | デビュー曲の制作費用 |
| 録音費 | スタジオ録音 |
| MV撮影費 | ミュージックビデオの撮影・編集 |
| 食費・宿泊費 | 練習生期間中の生活費 |
合計5,743万ウォン(約600万円)。MV撮影まで完了していたため、通常の練習生離脱よりもはるかに大きな損害が発生している。
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続報: 7月29日に検察送致 — 検察が起訴を判断へ
2026年8月4日、世界日報・ヘラルド経済など韓国主要メディアは、ソウル永登浦警察署が7月29日にA氏を詐欺容疑で在宅のまま検察に送致したと報じた。日本の「書類送検」に相当する手続きで、身柄は拘束されていない。一連の報道で、A氏が29歳であることも新たに明らかになった。
A氏は5月の出国停止措置が継続しているため日本へ戻ることができず、現在も韓国国内にとどまっている。事件は警察の手を離れ、今後は検察が捜査資料を精査した上で起訴 (刑事裁判にかける) か不起訴かを判断する段階に入った。二重契約や失踪の繰り返しという事務所側の主張が、起訴された場合の公判でどこまで認定されるかが今後の焦点になる。
8月4日の報道でも「デビュー2ヶ月前に消えた日本人練習生、結局検察行き」(ヘラルド経済) といった厳しい見出しが並んでおり、韓国世論の関心は送致後も続いている。本記事は検察の処分 (起訴・不起訴) が判明し次第、さらに更新する。
どのグループ? — 韓国6人組ボーイグループ(グループ名・事務所名は本記事では非公開)
結論:2026年8月の検察送致報道の時点でも、グループ名は公式発表されていません。 公開情報からわかっているのは以下の通りです:
- 形態:韓国の6人組ボーイグループ(うち日本人練習生1名)
- デビュー予定時期:2026年2月頃(失踪した2025年12月が「デビュー予定の2ヶ月前」・MV撮影完了済み・顔公開済み)
- 事務所:韓国の中堅事務所(韓国メディア報道で社名は一部報じられているが、本記事ではグループメンバー保護の観点から伏せています)
- グループ名:グループは5人体制でデビュー済みだが、メンバー保護の観点から本記事では記載しない
「どのグループだったのか?」 という関心は強いものの、失踪した日本人練習生(被害者ではなく加害者と疑われている立場)の他5人のメンバーは事件と無関係です。デビュー予定だった他メンバーが受ける風評被害を最小化するため、グループ名・事務所名の名指しは慎重を要します。
続報があり次第、本記事を更新します。
「二重契約」の実態
捜査の過程で、A氏が別の事務所とも契約を結んでいた「二重契約」が発覚した。
さらに、以前にも同じパターンを繰り返していたことが判明:
- 1韓国の事務所と専属契約を締結
- 2事務所から投資(訓練費・生活費等)を受ける
- 3デビューが近づくと突然失踪し、日本に逃亡
- 4別の事務所で同じことを繰り返す
前の契約事務所でも同様に連絡を絶って失踪した前歴があり、警察は組織的・計画的な詐欺行為と見て捜査を進めている。
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韓国メディアの反応
韓国では主要メディアが一斉に報道。見出しには「먹튀」(食い逃げ)という強い表現が使われている。
- ヘラルド経済: 「MVまで撮ったのに突然消えた…日本人練習生に出国停止」
- スポーツ京郷: 「投資を受けて日本逃亡を繰り返す詐欺」
- 世界日報: 「デビュー直前に失踪…食い逃げ疑惑の日本人練習生」
韓国のオンラインコミュニティでは「日本人練習生全体のイメージが悪くなる」「真面目に頑張っている日本人練習生がかわいそう」という声も上がっている。
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K-POP練習生志望者が知っておくべきこと
この事件は極端なケースだが、K-POP業界の契約に関するリスクを改めて浮き彫りにした。
事務所との契約で注意すべきポイント
K-POP練習生の契約書でも詳しく解説しているが、以下の点は特に重要:
- 専属契約は法的拘束力がある。一方的な破棄は違約金や損害賠償の対象になる
- 二重契約は絶対にNG。韓国では詐欺罪として刑事罰の対象になり得る
- 練習生期間中の費用は「投資」ではなく「貸付」の性質を持つことが多い。デビューできなかった場合の精算条件を事前に確認すること
- 契約書は必ず親と一緒に確認する。可能なら弁護士に相談する
練習生の費用とリスク
事務所が練習生に投じる費用は、K-POP練習生の費用で解説している通り、年間数百万円〜数千万円に及ぶ。今回の事件はMV撮影まで進んでいたため、4ヶ月で5,743万ウォン(約600万円)という異例の高額になった。
「辞めたい」と思った時の正しい対応
練習生を辞めたいと思うことは決して悪いことではない。しかし、正しい手順で退所することが重要:
- まず事務所のマネージャーに正直に伝える
- 契約書の解除条件を確認する
- 円満な話し合いで解約する
- 一方的な失踪は絶対に避ける
K-POP練習生の闇と希望では、練習生生活のリアルな実態と、辞める場合の対処法についても触れている。
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今回の事件が示すもの
K-POPの国際化が進む中で、国境を越えた契約トラブルは増加傾向にある。韓国の法律は練習生が海外に逃亡しても出国停止や国際捜査で追及できる仕組みがある。
一方で、事務所側の不当な契約(いわゆる「奴隷契約」)も問題視されてきた歴史がある。今回はA氏の行為が明確に悪質だが、練習生を守る法整備と、事務所を守る法整備の両面が引き続き必要だ。
K-POPデビューを目指す人は、夢を追うことと同時に、契約の法的な意味を理解しておく必要がある。
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本件のように練習生として渡韓する道は険しい一方、日本人としてK-POPで成功している先輩アーティストも数多くいます。キャリアの選択肢として参考にしてください: