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キム・ミジョン (KIM MI JEONG) プロフィール — BTS・TOMORROW X TOGETHER発掘の元HYBEキャスティングチームリーダーが日本独立Rii.MJ立ち上げまでの軌跡【2026年最新】

キム・ミジョン (KIM MI JEONG) プロフィール — BTS・TOMORROW X TOGETHER発掘の元HYBEキャスティングチームリーダーが日本独立Rii.MJ立ち上げまでの軌跡【2026年最新】

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The Path編集部
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キム・ミジョン (KIM MI JEONG) は、HYBE (旧Big Hit Entertainment) でBTSのデビュープロセスを経験し、TOMORROW X TOGETHER (TXT) のメンバー発掘ではキャスティングチームリーダーを務めた韓国出身のプロデューサーである。16年間のキャリアの中で韓国・日本・米国・中国・東南アジアに渡る100万件以上のオーディションデータを分析した経験を持ち、2022年に拠点を日本に移して新レーベルRii.MJを立ち上げ、2026年3月に第1弾アーティストVIBYのプレデビューを実現した。本記事はthepathが音楽ナタリー・リアルサウンド・サイバーエージェント公式リリース・Rii.MJ公式の一次情報源を統合し、キム・ミジョンの経歴と方法論を整理したプロフィール完全ガイドである。(BTS = ビーティーエス / TXT = ティーエックスティー)

キム・ミジョンとは

キム・ミジョン (KIM MI JEONG) は、韓国出身のアーティスト開発プロデューサーで、2026年5月時点で36歳。HYBE (旧Big Hit Entertainment) のキャスティングチームでリーダーを務めた経歴を持ち、BTS (バンタン / 防弾少年団)のデビュープロセスとTOMORROW X TOGETHER (TXT (トゥバ)) のメンバー発掘に直接関わったことで知られる。2022年に拠点を日本へ移し、2026年3月に自身のレーベル「Rii.MJ」 を始動。第1弾アーティストとして全員10代の日本人5人組ボーイズグループVIBYを送り出した。

K-POPの大手事務所からの「独立組」 プロデューサーは過去にも複数いたが、韓国を離れて日本に拠点を移し、日本人メンバーだけで構成されるグループを日本で創るというキム・ミジョンの選択は、業界全体で見ても異例である。thepathはこの「異例の独立劇」 の背景にあるキム・ミジョンの方法論を、一次情報源を整理する形で解剖していく。

HYBE時代 — Big Hit Entertainmentから合流まで

キム・ミジョンがHYBEに合流したのは、同社がまだ「Big Hit Entertainment」 という社名で運用されていた時代である。当時のBig Hitは、後の世界的成功を収めるBTSの誕生に向けたメンバー発掘・育成プロセスの真っ只中にあった。キム・ミジョン本人がリアルサウンドのインタビュー (2026年3月) で語っているところによれば、彼女は2014年にHYBEに再合流し、そこから10年以上にわたって新人開発分野で働いてきたという。BTSのデビュープロセスを経験した後、TOMORROW X TOGETHER (TXT) のメンバー発掘ではキャスティングチームリーダーとして組織的にメンバーを集める役割を担った。

ここで重要なのは、キム・ミジョンが単に「BTSとTXTの発掘に関わった人」 という肩書きの域に留まらない、という点である。K-POP事務所のキャスティングチームリーダーという役職は、単発のオーディション開催を仕切るだけの仕事ではない。数年単位でターゲットとなるアーティスト像を設計し、そこに合致する候補者をグローバル規模で発掘し、練習生としての受け入れ・育成カリキュラム設計・最終メンバー確定までの全プロセスの方向性に責任を持つ役職である。TXTのデビュー (2019年) からRii.MJ立ち上げ (2026年) までの期間を逆算すると、キム・ミジョンはこの役職で複数年にわたる長期プロジェクトを完遂した経験を持つことになる。

100万件以上のオーディションデータ分析という方法論

リアルサウンドの取材によると、キム・ミジョンは韓国・日本・米国・中国・東南アジアを含む地域で、16年のキャリアの中で100万件を超えるオーディションデータを分析してきたという。100万件という数字は単独のプロデューサーが扱うものとしては桁外れの規模であり、これはHYBE所属時代に組織的なキャスティングシステムの中で蓄積された母数と考えるのが自然である。

このデータ分析の蓄積が、後のRii.MJの「発見型キャスティング」 という独立後の方法論につながっていく。大規模オーディションで集めた応募者を絞り込むのではなく、通訳1人だけを連れて日本全国を回り、1対1で人と会うという手法は、大量データを分析した結果として「定型的な公開オーディションでは見つからないタイプの原石が存在する」 という確信に至った人物だからこそ取れる手法である。HYBE時代の組織的な大規模選抜の経験と、独立後の徹底的な少数発見型アプローチは、表面的には正反対に見えるが、実は同じ「データに裏付けられた直感」 という軸で繋がっている。

2022年 — 日本拠点への移転

キム・ミジョンが日本に拠点を移したのは2022年である。リアルサウンドの取材で本人は、「日本にはまだ発掘されていない原石が多い」 という確信を移転の動機として語っている。2022年といえば、K-POP第4世代 (aespa/IVE/NewJeans (ニュジ)/LE SSERAFIM等) が次々とデビューし、韓国国内のアーティスト発掘競争が最高潮に達していた時期である。大手事務所が韓国国内の有望株を取り合う構造の中で、「むしろ日本の地方都市レベルにまで足を運ばないと残された原石は見つからない」 という判断は、グローバル100万件のデータを分析してきた人物の戦略的読みと位置づけられる。

この時期、日本国内では新興K-POPスタイル事務所が乱立し始めており、大阪・福岡・東京を起点とした地方発オーディションが頻繁に開催されるようになっていた。ただし多くの事務所が「公開オーディション → 大規模選抜 → 練習生化」 という従来モデルを踏襲する中で、キム・ミジョンが選んだのは「通訳1人だけを連れて全国を回り、候補者と1対1で会う」 という発見型キャスティングだった。

Rii.MJレーベル名の意味

Rii.MJのレーベル名には、公式声明として4つの意味が込められている。

「Rii」 の3文字には:

  • Real (リアル) — 本質に集中する姿勢
  • Insightful (インサイトフル) — 全体像を捉える洞察力
  • Irreplaceable (イリプレイサブル) — 模倣不可能で代替できない存在

「MJ」 の2文字は Mirai Junction (未来の交差点) を意味する。「あらゆる可能性が交わる場所」 というレーベル自体のコンセプトを2文字で凝縮した命名である。

レーベル名の選定そのものが、キム・ミジョン本人のキャリア哲学を反映している点に注目したい。「Real (本質)」 と「Insightful (洞察)」 は、大量データ分析を背景に持つキャスティングリーダーの方法論をそのまま言語化した言葉である。「Irreplaceable (代替不可能)」 は、量産型K-POPグループとの差別化を意図したブランドコミットメントである。

第1弾アーティスト VIBY

Rii.MJの第1弾アーティストとして送り出されたのが、全員10代の日本人5人組ボーイズグループ VIBY (バイビー) である。メンバーは IO (19歳)・AKITO (18歳)・RENKI (18歳)・RYOHA (16歳)・KOTARO (15歳) の5名。グループコンセプトは 「Voyage Into Bright Youth — 片道切符の旅」 で、公式略称が VIBY (Voyage Into Bright Youth) として設定されている。プレデビュー曲は 「Miracle: The First Light」 で、2026年3月18日にプレデビューが行われた。

VIBYの構成を見ると、キム・ミジョンの「発見型キャスティング」 の方法論が表れている。全員10代であり、既存大手事務所からの「移籍組」 や「サバイバル番組経由組」 が含まれていない (公開情報の範囲内において)。完全に新規発掘されたメンバーで構成されている点が、同時期にデビューする他の日本人K-POPグループ (SAINT SATINE等) との大きな違いである。

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ABEMAでのドキュメンタリー放送

Rii.MJ立ち上げに合わせて、サイバーエージェント子会社が運営する ABEMA で、レーベル誕生の軌跡を追ったドキュメンタリー番組の放送が決定した。放送開始は2026年3月25日。キム・ミジョンが日本各地を回り発見型キャスティングを実施する様子と、VIBYメンバーが集まりプレデビューに至るまでの過程を追う番組構成である。

ここで一点、thepath読者が誤解しやすい点を整理しておく。Rii.MJはサイバーエージェントの子会社ではない。資本関係に関する公式発表も現時点で確認されていない。 サイバーエージェント公式リリース (2026年3月) には子会社化・出資・合弁のいずれの記述もなく、ABEMAでの番組放送決定のみが告知内容となっている。= Rii.MJはあくまで独立レーベルで、ABEMAとは番組制作のタイアップ関係にある、という位置づけが正確な記述である。

キム・ミジョン現在の活動拠点

国税庁法人番号公表サイト (gBizINFO) には、「合同会社Rii Company」 (法人番号 3011003013191・東京都目黒区中央町2丁目7番14号) が登録されている。この同名法人がRii.MJの運営母体である可能性が高いが、Rii.MJ公式サイトでの「運営: 合同会社Rii Company」 という明示的な紐付け表記は2026年5月時点で確認できていない。thepathとしてはこの法人情報を「強い状況証拠」 と位置づけ、公式紐付け表記の更新を継続観測中である。

キム・ミジョンの方法論をthepathはどう読むか

キム・ミジョンの方法論は、K-POPシーンで「発掘」 という言葉が持つ意味を再定義しようとしている、とthepathは読む。公開オーディションが「応募者の中から選ぶ」 構造であるのに対し、発見型キャスティングは「事務所側が動いて見つける」 構造である。前者では応募する勇気と環境を持った候補者しか俎上に乗らないが、後者では「自分から応募はしないけれども才能を持つ人物」 までもがリーチ対象になる。

これは特に、日本の地方都市在住・経済的事情で大手事務所のソウル本社に通えない・家庭環境で芸能事務所への応募自体が難しい、といった候補者にとって大きな機会拡張を意味する。一方で、発見型キャスティングは事務所側の体力 (時間・人件費・移動コスト) を大量消費する手法でもあり、これを継続できる事務所はかなり限られる。キム・ミジョンがHYBE時代の蓄積を背景に「個人プロデューサーとして」 これを実施できているという点が、Rii.MJの構造的優位性である。

第1弾VIBYの市場反応がどう出るかは2026年下半期の主要観測ポイントだが、thepathは「メンバー個人の発見ストーリーが、既存K-POPグループのデビュー時には見られない深さで伝えられる可能性」 に注目している。

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