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K-POP第5世代の4大変化|リーダー不在・短尺曲・ポジション廃止・挨拶の消滅

K-POP第5世代の4大変化|リーダー不在・短尺曲・ポジション廃止・挨拶の消滅

K-POPが変わりつつある。NewJeans・ILLIT・IVEに見る第5世代の4つのトレンド。リーダー不在、3分以下の曲、固定ポジション廃止、キャッチフレーズの消滅を具体的データで解説。(ILLIT = アイリット / NewJeans = ニュージーンズ / IVE = アイブ)

K-POPが変わりつつある。リーダー不在、3分以下の曲、固定ポジションの廃止、決めゼリフの消滅。第5世代のK-POPは、私たちが知っていたK-POPとは違うものになりつつある。

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1. リーダー不在のグループが急増

かつてK-POPグループにはリーダーがいるのが当たり前だった。SEVENTEENのエスクプス、TWICEのジヒョ、Stray Kidsのバンチャン。リーダーはグループをまとめ、挨拶を仕切り、事務所との窓口になる存在だった。

しかし最近デビューしたグループを見ると:

グループリーダーデビュー年
BLACKPINKなし2016
NewJeans (ニュジ)なし2022
IVEなし2021
RIIZE (ライズ)なし2023
iznaなし2024

YGの代表は「BLACKPINKには公式リーダーは必要ない。4人全員が一緒に解決策を探している」と語っている。

リーダーがいるグループ(SEVENTEEN、Stray Kids、LE SSERAFIM、TWICE)ももちろんある。ただ「リーダーを置かない」という選択肢が、もはや例外ではなくなった。

背景にあるのはGen Zの価値観。上下関係よりフラットな絆。1人のリーダーに依存するより、全員が対等にコミュニケーションを取るスタイル。

K-POPデビューを目指す人にとっての示唆: リーダーシップは「肩書き」ではなく「行動」で示す時代。オーディションでも「チームの中でどう振る舞えるか」が見られている。

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2. 3分未満の短尺曲が主流に

ILLITの「Magnetic」は2分40秒。NewJeansの「New Jeans」は1分48秒。aespaの「Supernova」は2分59秒。

K-POPの曲が短くなっている。

曲アーティスト長さ
New JeansNewJeans1分48秒
ETANewJeans2分31秒
MagneticILLIT2分40秒
Supernovaaespa2分59秒
AccendioIVE3分12秒

IVE「XOXZ」:

Spotifyには「30秒ルール」がある。30秒以上再生されて初めてロイヤリティが発生する。つまりイントロを短くして、すぐフック(サビ)に入る曲構成が経済的に有利。

TikTokの影響も大きい。Billboard Global 200の曲の84%がチャート入り前にTikTokで注目を集めている。15秒〜60秒のクリップに最適化された曲が生き残る。

短い曲はリプレイ回数が増えるため、ストリーミング収益も上がる。3分の曲を2回聴くより、2分の曲を3回聴く方が再生数が多くなる。

K-POPデビューを目指す人にとっての示唆: オーディション用の持ち歌も1コーラス(1分以内)で完結させる力が重要。ダラダラ歌わず、最初の15秒で心をつかむ構成を意識しよう。

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3. 固定ポジションの廃止

メインボーカル、メインダンサー、メインラッパー、ビジュアル、センター。K-POPグループの「ポジション」は長年の伝統だった。

しかしNewJeansには公式ポジションが一切ない。全員が歌い、全員が踊る。

第5世代の最大の変化は「オールラウンダーが標準になったこと」。かつてはBTSのジョングクやBLACKPINKのジェニーのように「何でもできる」メンバーは例外的な存在だった。今はそれがデフォルト。

背景: - 練習生トレーニングの質が上がり、デビュー前に全スキルを習得させる方針が主流に - ポジション固定がないことで、楽曲ごとに異なるメンバーが主役になれる - 1つのスタイルに固定されないため、より実験的な音楽が可能に

K-POPデビューを目指す人にとっての示唆: 「ダンスが得意」だけでは足りない時代。歌もダンスもラップも、最低限全部できることが求められる。ボーカル審査の基準とダンスの基準の両方を押さえておこう。

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4. キャッチフレーズ付き挨拶の消滅

「One in a million! 안녕하세요, TWICEです!」 「Say the name! SEVENTEEN!」 「2, 3, 방탄! 안녕하세요, 防弾少年団です!」

こうした決めゼリフ+決めポーズの挨拶は、K-POPグループのアイデンティティだった。テレビ出演やライブの冒頭で必ず披露され、ファンも一緒に叫ぶ。

しかしNewJeansは「Hi, we're NewJeans」だけ。LE SSERAFIMもシンプルにグループ名を言うだけ。

LE SSERAFIMのホ・ユンジンによると、結成時に事務所から「シンボリックなポーズやハンドサインを作るか?」と聞かれたが、メンバーたちは必要ないと判断した。宮脇咲良は「固定された挨拶があると毎回同じことを繰り返さなければならない。もっと多様な面を見せたいので、グループ名をシンプルに言うだけにした」と説明している。

「練習された感」よりも「自然体」が求められる時代。

K-POPデビューを目指す人にとっての示唆: オーディションでも「作られた自分」より「自然な自分」が評価される傾向。自己PRの書き方でも触れているが、テンプレートを暗記するより自分の言葉で語る方が刺さる。

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4つの変化に共通するもの

リーダー不在、短尺曲、ポジション廃止、挨拶の簡素化。一見バラバラに見えるこの4つの変化には、共通するテーマがある。

「型を壊す」

K-POPはかつて「完璧に作り込まれた」ことが強みだった。完璧なシンクロダンス、完璧なビジュアル、完璧な挨拶。全てが計算され尽くしていた。

第5世代は、その「完璧」を手放しつつある。代わりに「自然さ」「フラットさ」「個性」が重視されている。

NewJeansが象徴的。リーダーなし、ポジションなし、キャッチフレーズなし、2分以下の曲。でも世界で最も影響力のあるK-POPグループの一つ。

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これからK-POPを目指す人へ

業界が変わっているなら、準備の仕方も変わるべき。

  • 1つのスキルに特化するより、全部できるオールラウンダーを目指す
  • 「リーダーになりたい」より「チームの中で自然に貢献できる」ことを見せる
  • 長い曲を通して歌い切る力より、15秒で心をつかむ表現力
  • 型にはまった自己紹介より、自分の言葉で自然に語る力

K-POPは進化している。準備も進化させよう。

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